「地中」ブログ | 京都を拠点に舞台芸術の製作・上演をおこなうK.I.T.(ケーアイティー)11月8日(金)~11日(日)@アトリエ劇研「地中」の特設ブログです。

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「地中」終幕いたしました(制作より)

K.I.T.「地中」終幕いたしました。
今回制作を担当させていただいた浅田麻衣です。

この場を借りて、ご来場いただいた皆様、ご助力いただいた皆様、御礼を申し上げます。
誠にありがとうございました。

7月くらいにお話をいただいて、今に至るのですが、この作品に携わることができて本当に良かったと
思っております。
俳優さんたちの底力、スタッフさんたちの支え、そして柏木さんの作品に対するこだわりと、新しく旗揚げた
ということもあるかもしれませんが、はっと目を覚まさせられる光景に沢山出逢った公演でした。


次回K.I.T.はM-PAD2013に第0楽章+K.I.T.として作品を上演します。
http://akebonoza.net/m-pad2013.html

三重ということもあり、関西からは少々遠のいてしまうのですが、こちらにも是非足を運んでいただけましたら
うれしいです。

それでは、簡単ながらではありますが、感謝をこめて。


浅田麻衣

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Category : 「地中」日記
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11月11日

本日11月11日は「地中」楽日。

9月19日からの滞在で2か月弱、京都にいる。
日々の稽古は、鴨川沿いの道を自転車で通った。
9月中旬に台風がきて、鴨川は橋に届くくらい増水したいう。
私が来たのは、上流からの濁流と疏水からの大量の放水があったころ。
今は落ち着き、水も澄み、みんなが知っている鴨川になっている。

景色も気候も変わる。
木々は少しづつ赤くなって、半袖で過ごしていたのが、今やコートなどを着そうな勢いだ。

京都は夏は暑く冬は寒いと耳にする。
何処かの地と比較して言われているはずで、
「何処と?」とまでは聞かないが、他の場所があっての会話だと気付く。

私も同じことをよく言われる。
確かに東京と比べると格段に寒い。
いつもの住まいの東京では、「東京は寒いね~」とは言わず、「今年は寒いね~」という会話になる。
京都に住んでる方同士でも、おそらく同様な会話になるのだろう。
とすると、私の存在は「東京」にあるとして会話が行われていると気付く。
そうなると京都は「他の地」となる。

当たり前なのだけど、「他の地」に来て気付くことが多くある。

東北の地震時、高層ビルの25Fにいて帰路5時を間歩いて帰った。放射線が心配ですぐ京都に来た。
喫茶店のTVでは震災のニュースが流れている。
しかしお店では阪神タイガースの勝敗で盛り上がっていた。
温度差を感じる。
そして神戸の時の自分を顧みた。

演劇についての自分の捉え方も変わってきている気がする。
当然のように目の前にあって、今まで気付いていないことが顕わになる瞬間がある。
思い込んでいた自分に気付く。

私にとって京都は刺激的なのである。

そして本日11月11日は「地中」楽日である。

Category : 柏木俊彦
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「地中」脱出シンポジウム〜顔面粉砕ファミリア〜

 顔の筋肉が引きつって張りつめて、もはや自分の正しい顔がどれなのか分からない。原因はすっかり分かっていて、それは只今本番真っ最中のK.I.T.「地中」を観ていただければ誰の目にも明らかであって決して気のせいでもなければ、病気でもない。
 しかし、そもそも自分の「正しい顔」って何なんだ。今、顔筋の置き所が分からなくなることで殊更に意識したけれど、とりわけ普段からニュートラルな顔なんて認識はない。そもそもあまり鏡を見ない。小学生のとき、「自分の顔が好きな人は手を上げて」と、何とも残酷な質問をした先生がいたけれど、それが冗談なのか、自意識を試されたのか、はたまた何かの罰なのか、今となっては窺い知れない。私が手を上げたのか否かも定かではないが、帰宅して鏡をまじまじと見詰める私に母が「あら、何やら色気付いて!」と薄ら笑いを浮かべたことは記憶している。突発的に赤面した私は、なんだかイケナイことをしているような罪悪感にかられて、それ以来、鏡の前にはあまり立たない。もちろん母のことも恨んではいない。

 「顔」に限らず「身体」しかり「精神」しかり。どこにあるのか分からない「ニュートラルな状態」を探して彷徨っている「地中」の舞台上。そんなものあるのかどうかも分からない。しかし、そんなものない、と諦めてしまうとどこにも行けなくなってしまう。かといって、探し探して辿り着いたその地平はいつか見たどこかでしかなかったりする。そう、結局どこにも行けないんだ、「ぼく」は。
 でも無力感はない。そうやって動き続けることでしか生きている実感を味わえない不憫な生き物なのだ。ただ「どこにも行けない」自分を自覚するところから始めようというだけなのだ。

(高杉の個人ブログより引用)

高杉征司


Category : 高杉征司
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初日


本日「地中」の初日が開けました。
ご来場の皆さまありがとうございました。

私が劇研で観劇したのはもう20年以上前だと思う。
改装前の劇研らしい。
確かダムタイプを観たと思う。
2階から覗き込んで観たのをおぼえている。
演劇なのか何なのかよくわからなかった。
でも何かを目撃したという不思議な体感が今も残っている。

何だこれは⁇
静かだけど、ドキドキする…!

そんな風に不可思議な時間をたくさん刻印された劇研での上演は、やはり不可思議な時間でした。
何も無いけど確かに何か在る。

明日はまた今日とは違う何かが劇研の空間に生まれるのだと思います。
ぜひ、目撃ください。
どうぞよろしくお願いします。

今井美佐穂

Category : 今井美佐穂
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いよいよ

リハーサルが終わって劇場を出たら、息が白くなるほど寒くなっていた。
地中の稽古がスタートしたのはまだまだ蒸し暑かった数ヶ月前。明日、本番。客席から、一緒に地中に潜ってゆく。
たくさんの方に来て頂きたいです。何をみるのか、何をみないのか、色んな感じたことを聞きたい。劇研が、また、未知の場所になっています。

Category : 高木貴久恵
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贅沢


私の近頃の贅沢。
それはiPhoneを購入し、以前使っていたスマートフォンを時計変わりに使用している事だ。理由はただ使用しているからではなく、私のスマートフォンは縦143mm.横71mmと超大画面!!クレジットカードは縦86で横54mm。大体これがiPhoneのサイズだから、うん、前の携帯はかなりデカイ。
ただ残念なのが画面がバッキバキに割れていることだ。私はこの大画面を三回バッキバキにした。その度auへとお世話になり新しい物を送って頂いたのだか、如何せん私の手元がスマートじゃなかった。落とした瞬間の、まさかっ!頼む!と三回願った事はかなりの衝撃で泣を通り越して笑うということを知った。だから、もう二度と同じ過ちを繰り返さない。と決め、iPhoneを購入し、カバーをデザインよりも画面死守を優先させ、自転車に乗る時は必ず鞄に忍ばせることにした。スマートフォンさんごめんなさい。もうこれ以上バッキバキになる術がないのなら、私の時計と化してください。
私の最近の贅沢。
もう一つは『地中』の稽古場につかせて頂いて、地中が立ち上がり、飛んでいく課程を側で観させて頂いている事。立ち上がるのには時間がかかる。でもその分、深く深く役者にも、地面にも、宇宙にも染み込んでいる気がする。
『地中』明日から本番です。よろしくお願いします。

やす




Category : 柳泰葉
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いよいよ劇研へ

いよいよ、『地中』小屋入りとなりました。

劇研には何度もお世話になりましたが、何回立っても呑み込まれそうになるブラックボックスよ。一気に色々なバランスが崩れていきそうな程にフワフワとしてしまう。しっかり頭起こさないと。

何百回とあそこに立って芝居やダンスをした方の気配を感じながら力にできたらなー

壁の傷や壁の繋ぎ目をこんなにマジマジと観たのも、それを必要としたことも初めて…

その積み重なった力が宿る、数少ない劇場の一つだと思います、劇研ょ。

明日、稽古、その次の日からは照明も入り、いよいよ『地中』の全貌が明らかに。細やかなバージョンアップに食らいつきます。

まちゃ

Category : 松尾恵美
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K.I.T.とハシゴプラン(京阪神編)

さて前回は京都のはしごプランを書くだけで終えてしまいました。制作アサダです。

今回はもう少し足を延ばして、京阪神とのハシゴプランを考えてみます。

【しつこいけど前知識として】
K.I.T.の公演時間は・・・
11月8日(金)19時半
11月9日(土)14時/19時
11月10日(日)14時
11月11日(月)14時

ですよ。


1、@in→dependent theatre 1st
ミジンコターボ「毒入りのマカロン」

大阪の劇団、ミジンコターボさんによる「ショートホラーオムニバス公演」とのことです!

開演時間は
11月8日(金)19:30
11月9日(土)15:00/19:00
11月10日(日)11:00/15:00
11月11日(月)15:00 

むう。これまた微妙にかぶっている・・・
可能なのは11月9日(土)
15時ミジンコターボさん→19時K.I.T.

はたまたその逆の
14時K.I.T.→19時ミジンコターボさん
ですね。

会場のin→dependent theatre 1stは大阪市営地下鉄堺筋線「恵美須町駅」が最寄となります。
恐らく阪急乗り換えが楽かと思いますので、劇研からバスで四条河原町or四条大宮or西院 に移動か、地下鉄で四条に移動→阪急で恵美須町まで移動(淡路で阪急千里線に乗り換えや!)が楽かなと思います。



in→dependent theatre さん公演紹介ページ
http://itheatre.blog62.fc2.com/


2、@大阪市立芸術創造館
n.p.c. 中聡一郎プロデュース 第三回公演
『HANAMIZUKI~try again~』

GEKITONG所属の俳優、中 聡一朗が2012年に立ち上げた演劇プロデュースユニットによる御公演です!

公演期間
11月8日(金)19:00
11月9日(土)14:00/19:00
11月10日(日)13:00/17:00

これは・・11月9日土曜日のみハシゴが可能でしょうか・・・
日曜日はちょっとギリギリ感が否めませんね。

可能なのは11月9日(土)
14時n.p.c.さん→19時K.I.T.

はたまたその逆の
14時K.I.T.→19時n.p.c.さん
ですね。

芸術創造館の最寄駅は大阪市営地下鉄谷町線「千林大宮」駅 か、京阪本線「森小路」駅。
劇研からですと、千林大宮の場合はこれまたバスや地下鉄で四条界隈に出て、阪急乗り換え。か、
京阪の場合は、出町柳までバスで出て、そこから京阪出町柳から行く という手があります。



大阪市立芸術創造館 公演案内ページ
http://www.artcomplex.net/art-space/sche/index.php?blogid=4&archive=2013-11-8


・・・と、ここまできて、今週末は京阪神まで伸ばすとかなり公演がありますね。ということに気づきました。
K.I.T.の情報も掲載させていただいた、関西の小劇場演劇を中心に公演情報を掲載していただいている「Dairy Fringe Guide Osaka」さまを見て頂けたらその多さがわかるはず!

http://www.dfgosaka.com/


というわけで、どこか尻すぼみ感がありますが、簡単ながらハシゴプランを掲載させていただきました。
ご観劇の参考に少しでもなったなら幸いです。

そして、K.I.T.のご予約まだまだ受け付け中。

http://kyoto-it.org/index.html
ご予約は上記HPにて!

Category : 「地中」日記
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K.I.T.とハシゴ観劇プラン(京都編)

いよいよ今週末となりました。K.I.T.「地中」制作アサダです。

芸術の秋とはよくいうもので、我らがK.I,T.の公演の週にもさまざまな公演があるわけです。
そのなかでK.I.T.を観劇いただけたら大変うれしいことこの上ないのですが、いやいや色々な公演があるので折角の休日、色々観劇してはいかがでしょうか。と勝手ながら提案してみます。

というわけで今回は、今週末の京阪神の舞台ご紹介と、K.I.T.の公演ハシゴプランをご紹介してみます。

【前知識として】
K.I.T.の公演時間は・・・
11月8日(金)19時半
11月9日(土)14時/19時
11月10日(日)14時
11月11日(月)14時

ですよ。


★京都の公演
1、@京都芸術センター
「サイトウマコトの世界 vol.2 9cells&センチメンタル」

作・演出・振付:サイトウマコトさんによる公演。「ダンス」のジャンルの公演となるようです。
公演期間は、
11月7日(木)19:30
11月8日(金)19:30
11月9日(土)12:00/18:00

なんだか公演時間が似ておりますね・・・
唯一いけそうなのが、11月9日土曜日、
劇研にて14時K.I.T.観劇→京都芸術センターにて「サイトウマコトの世界」観劇 のコースでしょうか。

劇研から、京都芸術センターへは公共交通機関としては実はバスでは一本ではいけない(四条大宮乗り換えか、
四条河原町乗り換えとなります)ので、京都市営地下鉄をお勧めします。
劇研から徒歩で松ヶ崎駅(約15分くらい)→地下鉄四条駅まで乗る(約15分)地下鉄四条駅から歩いて芸術センターまで歩いて5分ほど。四条界隈はカフェなど沢山ありますので時間を持て余してしまっても大丈夫!

京都芸術センター「サイトウマコトの世界」紹介
http://www.kac.or.jp/events/8977/

2、@京都芸術劇場 studio21
卒業制作公演2013 楠企画「ラ・ボエーム」

京都造形芸術大学さんの卒業制作公演です。

公演期間は、
11月 9日(土) 13:00
11月10日(日) 13:00 / 18:30

この場合、
9日(土)
13時に楠企画→19時にK.I.T.ハシゴ

10日(日)
14時にK.I.T.→18時半に楠企画ハシゴ
の2パターンがございますね。

劇研から京都芸術劇場へ行くにはバスがおすすめです。
バスなら一本で行けます。劇研最寄バス停「下鴨東本町」→「上終町京都造形芸術大学前」です。
「上終町」で「かみはてちょう」と呼ばせる京都の粋さよ。


3、@京都造形芸術大学 悠々館3階 Y31
卒業制作公演 ZANGE「オセロー」

こちらも京都造形芸術大学生さんの卒業制作公演です。
場所は造形大の中!

公演期間は
11月 9日(土) 16:30
11月10日(日) 16:30
11月11日(月) 15:00

ちょっと微妙にかぶっておりますね・・・
ハシゴするのに可能性があるのは
11月10日(日)14時K.I.T.→16時半にZANGE というコースでしょうか。

ぎりぎり間に合うか間に合わないか微妙な塩梅ではありますが・・・

京都造形芸術大学 卒業制作公演
http://www.k-pac.org/gakusei.html


・・・と、京都のハシゴプランを提案するだけでこんなに長文に!
京阪神はまた次の記事にて!

Category : 「地中」日記
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芸術センターありがとう

今日は芸術センターでの最後の稽古でした。明日からは公演を行うアトリエ劇研での稽古です。

で、今日は通し稽古。通し稽古というのは、最初から最後まで全てのシーンを通してやってみることです。

通し稽古をしながら、あぁ、こんなお芝居なんかなぁとか、役者さんみんな素敵やなぁとか思ってました。そしたら、セリフとばしたり、段取り間違ったりする始末。いかんいかん。

残りの稽古、歩みを止めずに。

コジロー

Category : 辻井直幸
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稽古場アシンメトリー③ ゆめ日記(11/2)

・断片1
大学時代の友人 N氏と、実家近所のスーパー、ジョイの駐車場で出会った
わたしはパンを持っている
先日TVで見た映画について話して歩く
どこかのプレハブ小屋に入ると、小学生〜高校生くらいの男女が12人くらい集まっている
N氏はここで演劇の指導をしているよう
声をかけられる様子からすると
前にお邪魔しに来たことがあったらしい

その受講者(?)のなかに
これまた大学時代の友人 T女史がいた(大学時代のN氏の彼女さん)
T女史は 幼かった
肌のツヤからしても女子高生くらいだった
 
N氏の授業がはじまり、
T女史が バトミントンをはじめた
経験者だったようで ダイナミックにシャトルを追いかけていた
ときどき相手の男子に指導する

私は小屋を出た
パンを忘れた


・断片2
屋外、友人たち 5、6人でいる
緑のフェンスに囲まれた田舎の駐車場の一角
プランターが並んでいる
よく見ると
そのプランターの上には植物ではなく
揚羽蝶の蛹が3匹横たわっていた
からだは全身白く 体長は10cmほどだった
大学からの友人 K氏が持っていたトランクを開けた
その中にも 同様の蛹が一匹ごろんといた
ひーーーーーーと仰け反った

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 11/2:カラー(やや鮮明) - -

稽古場で、柏木さんが両手をぐるんぐるんと回転させながら
「ブーワーーー ピュウッて(瞑想、両手静止)
 ブーワーーーーーー ピュウッて(瞑想、両手静止)
 ブーワーーーー ピュウッて!」と言っている姿を
美佐穂さんが口元に手を当てながら 上目遣いに静観している

という画を捉えた時、

「おあ デジャヴ」

とおもった

本当にデジャヴだったのかは分からないが
デジャヴと認識した時の感覚は
鮮烈な夢から覚醒したときの感覚と似ている

地から足が浮く感じ
その浮遊はしばらく続く

3年程前に 徒歩通勤中に携帯の時計をふと確認したら、
「昨日」の日付になってて、
え?!!今、「昨日」?!!
どう考えても「今日」のハズなのに、
一瞬、
え?!!今、「昨日」?!!
と心が揺れ動いたときも 足が浮いた


昨夜の夢は あんまり足が浮かなかったけど、
モスラみたいな蝶の蛹の画は なかなかの鮮烈さだった…


明日は11時から稽古です。


                             /大沢めぐみ

Category : 大沢めぐみ
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稽古場(→いく→さいちゅう→かえる)日誌

20番、グラウンドカワイ、出まーす。前回までの過剰装飾文章を反省し、ソリッドな感じで。ただし、内容以外は。

かえる、バイク、占出山町。ORENOPAN。

 パン人間ではないワタシは……ここでパン人間とは何か、を説明した方がいいのだろう。が、ソリッドなため割愛する。そんな人間であるワタシは、ベースとしてそれほど店そのものには惹かれない。さらに下の下の人間であるワタシは高値パン店舗の臭いを放つ店が見分けられる。大体、高値パン店舗がほとんどのこの界隈でこの名前。200%高いっしょ。なし。そもそも深夜だし開いてないし。昼は西行き一方通行のため、錦通りのこの道はほとんど用がない。なぜ西行き一方通行は……もソリッドなため割愛。バイク、車乗りには分かると思うが、近いのに、一方通行だからほとんど通らない道ってあるよね。んなもんで、買わない確率が極めて高い。買うとなると食事ではなく「イベント」になるので、万が一そうなれば、未だ開いてないKDC企画のHPで公開したいと思う。惹かれない、買わないが気になりは続けるパン屋、ORENOPAN。2秒で通過。


かえる、バイク、貝屋町。WIN-WIN。

WIN-WINとはこういうことではないか、というのがこの100円居酒屋である。いつも満杯で、通りすがりに見る客の顔はみな楽しそう。酒が全く飲めないワタシでもちょっと行ってもいいかなと思わせるモノがそこにある。経済的にもどんぴしゃ。が、儲けはあるのかねしかし。フランチャイズのコンビニ経営者(夫妻)にありがちなあの哀愁が、店長などに無ければいいがと思いつつ。でも、ホント、飲めないしな。バイクだし。


かえる、バイク、中白山町。柊家・見送り芝居。

 有名旅館サンドになってしまう麩屋町のこの位置はらしい風情が多いこの界隈でもとくに京都度が高い。ふと、女将と従業員が御池通り方面を向いて立っている。この深夜に何をしているのかと思えば、十数メートル先に女性の姿が。ははーん、とはこのことである。見送り、通常なら簡単に済むはずであろうこの一連が、京都度の高さ故、有名旅館故の手厚いサービスが、今まさに、ここで行われている、その現場に出くわしているのだ。コレは簡単なことではない。見送っている時の状態も、ワタシのような一生この旅館に縁のない人間にも見られているからだ。本人達にその気はないにしても、この見られ具合───いや、女将は流石に無意識の意識があるだろうか──つまり、これは一つの表現になってきているので、そこにクオリティが問われてくる。何だか、うがり過ぎた見方だが間違ってはいないと思う。ただ、其処はバイクで有り、ぼんやり照明な老舗旅館前である。暗くて顔までは見えなかった。また、ははーん、な出来事では無い場合、コノ女将と従業員は何をしていたのか。それはそれで気になる。


かえる、バイク、河原町丸太町。シェリエドルチェの罠。

 窯出しとろとろチーズケーキ。窯出しというと、こんがり焼けているイメージがあるのは自身の知識が貧困だからか。ともあれ、それ故、とろとろなのが分からない。それがプリンではなくチーズケーキなのもわからない。コンビニデザートあなどるなかれ、と言われようがネーミングからしてこの凝り具合で200円前後というのはちょっと眉唾でしょ。日本は平和になった。生活も安定して豊かになった。罠も増えた。


かえる、バイク、白川通り。KFC。

 繁華街はさておき、KFCの立地の微妙さはスゴイ。マックとは歴然の差である。下鴨本通りのとこといいココといい、いつも心配になる。だからといって買うとはならない、薄情な現代人なのだが。潰れないことを祈る。


かえる、バイク、白川通り。ジュネス。

レンタルルーム・ジュネス。誰が借りるんやココ

 短くなってきたのは眠気とは関係ない、関係ないぞ。が、あかん。単なる文句や。とかく、鋭敏に鋭敏に追い込み期間を過ごしてます。今週末本番です。よろしくどうぞ。<続く?>

Category : 河合良平
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鈴虫

公演まであと一週間となりました。
創っては崩し、改善しては迷い、それでも地中は少しずつ立ち上がってきています。
そして明日は3度目の通しです。
衣装も着けて…。

衣装というのはセンスが必要ですね。
また、着こなし力や似合う服と出会えるか、もありますね。
私はいつも衣装で困ります。
何故なら私は体型に難あり、です。
まず肩幅が狭い、その上これでもかとなで肩。
カバンを片方に掛けようもんならすぐずり落ちるか、肩を斜めにキープし続けるかしかありません。
そして肩幅とお尻の比率が良くない。
つまり完璧な洋梨体型です。
これは中学生くらいからの悩みです。
また今回の女優陣はお二人ともスレンダーです。
うっ、うらやましい…。
ココやあそこがもう少し細ければ!
ああ、悲しい…。
そして、それをカバーできるセンスが欲しい。
秋の夜長を鳴き通す鈴虫の様に今晩は泣こうかしら…。

くじけず明日も衣装を探します。

今井美佐穂

Category : 今井美佐穂
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「地中」脱出シンポジウム〜民衆を導く自由〜

 高校2年生の時に数学のテストで4点を取ったことがある。
 計算の過程で部分点をもらって何とかもぎとった4点であって、とどのつまり一問も解けなかったのだ。絶対赤点だ、と頭を抱える私に朗報が届いたのは全員に答案用紙が配られてほどなくしてのことで、「平均点は7点です」という先生の信じられない言葉に歓喜の雄叫びをあげてクネクネ踊り狂った。もちろんぶん殴られて廊下に正座させられたのだけれど、その間もニヤニヤが止まらなかった。ウチの学校の赤点は平均点の半分以下なのだ。
 ただここで言いたいのはそんな歓喜の思い出ではなくて、3点で赤点になった友人の悲劇のことなのだ。「お前の4点と何がちゃうねん!」と荒れ狂う友の荒ぶる魂に触れるにつけ、「嗚呼、実にその通りなことよ」と境界線の持つ理不尽さに疑問をもった。小学生の時、広島市民球場にカープの応援に行き、このフェンス一枚隔てた隣の席の人は私の倍くらいの入場料を払っているのだなぁ、と何だか気の毒な気持ちになったことを思い出した。

 概念的にあるいはそれこそ物理的に線を引くことで、価値を生み出したり、罰則の対象としたり、思考や管理をしやすくしたりする。法律もジャンル分けも国も家族もみんなそういうことで成り立っている。
 ボーダーレスなんてことが美しい概念としてもてはやされる時期があったけれど、そんなことは果たして可能なのだろうか。どのレベルで語られているのか判然としないのだけれど、例えば国境をなくすということは、突き詰めれば家族制度の解体になる。それは自分一人でその他全部と向き合わなければならないことを意味する。その不安や恐怖に晒されたとき、まず人はDNAという共通項を持ったもの同士で集団を作るだろう。しかし思想も生活スタイルも違うもの達の共同生活は予想以上に大変で、規律が生まれてくる。この現象の繰り返しで見る見るうちに国家くらいの共同体は出来上がってしまう。ある段階まではボーダーレス、なんてことが果たして可能なのだろうか。
 マルクスも本来どこにもない線を地平に引いて、領土として取り分けていく人間の傲慢さを揶揄していたが、まあそれはそれとして、どうせ取り除けないならもうあるものとして扱い、線の向こう側の思想や文化を認め合うという美談の方がほんの少しだけ現実的に思う。とは言え、やはりその境界の際に立ってみると「この1点の差に何があるのか」「この1歩を踏み出すにはパスポートが必要なのか」「壁一枚隣の人は倍の料金を払っているのか」と、やはり釈然とはしないのだけれど。
 自分の境界線は皮膚で区切られたこの身体なのか、ということの疑問や、自分に状態やモードがあるならばニュートラルな自分はどれだろうか、というような、演劇をやっていたら避けては通れないこういう類いの疑問も結局は境界線の話なのだと思う。

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 ドラクロワの「民衆を導く自由」という絵画があって、それはみなさんご存知のあれなのだけど、なんだか折れ線のようなラインがとても気になるのだ。絵画の素晴らしさとは別のところで心に引っかかってくる。原画にもあるのかどうか分からないけど、ネットで画像検索すると絵画を横に三分割するように二本の線が入っているものが出てくる。キャンバスに描かれたものだから折り曲げることはできないはずなので、やはり原画にはないのだろうか。
 私はその折れ線のようなラインが少し気に入っている。フランス7月革命が描かれているのだけど、女神のような乳房も露(あらわ)な女性がトリコロールを掲げて民衆を先導している様は境界線へ挑んだ闘いであり、勝利したところでまた新しい境界をつくることになる。トリコロールも赤白青にくっきりと分けられていて、「自由」「平等」「博愛」なのだという。そこにいたずらに入った折れ線のようなものは、革命を線で解釈することに示唆的であり、なんだか皮肉っぽくもある。
 そういえば先日、小学校に環境問題の演劇を創るというワークショップをやりにいったとき、環境の専門家の方に言っていただいたことがとても印象的だったので、最後にひとつ。
 「『節電』というテーマに区切って環境問題の話をするという座組そのものが一番の疑問です」
トリコロールしかり環境問題しかり。ある理想の中に混ざり合ってボーダーレスに存在する自由、平等、博愛の理念を区切って抽出することの一長一短。環境問題も演劇も日常もそんな一長一短の線引きの中での綱引きだ。「地中」がそんなお芝居かどうかは分からないけど、そんなことを考えながら創っている。

高杉征司

Category : 高杉征司
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繋がり

ゴルトベルク変奏曲が好きで、日に何回も聞く。

バッハが特に好きという訳ではなくて、むしろクラッシック音楽にも無学で。
感覚的にん?ほうほう。が始まりで。数年前にふと手にした。
稽古場でも稀に流しているから、「地中」メンバーも耳にしていると思う。

これだけ毎日聞くと、次は演奏者が気になって。
演奏者が違うとどう聞こえるのかしら?
そんなきっかけで、今度はグレン・グールドに出会う。
バッハの偉大な演奏者として、世界的なピアニスト。
バッハについての再解釈、演奏の一回性への疑問からコンサートを引退、ほかほか諸々、音や演奏へのアプローチと沢山のエピソードがある。
この人は掘れば掘るほど果てしない。今、すごく興味をもっている。

はたまた、2013年9月、36年前に打ち上げられた宇宙探査機「ボイジャー1号」が、人工物として初めて太陽系圏から脱出したと発表された。
ボイジャーには、宇宙人と遭遇した場合に備え、地球の画像や音声を記録した金色のディスクを搭載している。

このゴールデン・ディスクに、グレン・グールドのバッハ演奏曲が搭載されている。ゴルトベルク変奏曲は残念ながら入ってないみたいだけど。

この繋がり方はお〜!
とすこし興奮を覚えた。

Category : 柏木俊彦
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奏でる身体

昨日の稽古は中川くんの生演奏付きでした。
チェロの音色が響いた途端、一気に風景が変わった。隣でチェロを奏でている中川くんの身体がまたこれ、美しいです。楽器と戯れる、音に奉仕された身体。私もあんな風に立つことができたら、素敵だなぁ。。と夢見つつ、今日も知らないものを知りたくて、稽古場へ向かいます。

Category : 高木貴久恵
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こんばんは。
こんばんはと書きつつ、只今昼の12:46。そう。先取りだ。
堂々と言ってしまって良いものかと思いつつ、前回の自分のターンの時にブログ記事を何にしようか考えながら布団にヌクヌクと入り、関西弁あるあるなどとどーでもよいのにあるあるしながら記事のネタになるものを検索している内に寝過ごしてしまった事を反省して、そう、先取りだ。

そして前回、無知ながら書かせていただいた高杉さんという色男についてだか、先程書いたところからすると書く事がない末に高杉さんの記事。ということでは決してない。いや、別にそんなこと気にしてないし。と思われるだろうが、一瞬の誤解の念はその場で解いておいた方が良いと思う。いうならば逆だ。逆なのだ。まず高杉さんの発する『ハゥワッ』についての疑問を書きたかったが、稽古場でその話が出たおかげでハゥワという擬音語の謎が解け、ハゥワという擬音語が一人立ちしたから、もうこれは書く必要性がなくなったぞという段階を踏まえての、関西弁あるあるだ。だが、先程述べたように関西弁あるあるには、あるあるーしてしまったが、結果、関西弁あるあるは記事になるまでの資質がなかった。そこで、前回の記事にさせて頂いた訳だ。ところで私は今、ブログ上でハゥワ、ハゥワと書く度に高杉さんの憩いを蝕んではいないかと次の懸念を抱いている。

そしてここまで書いて只今13:11。
先取りしていていや、良かったなぁと思う。

やっとこさ、今回の記事に入ろうと思うが、私が気になったのはある人のお顔だ。
このお方は稽古場でシーンを作成している時にそのシーンが立ち上がっていくのを見ると、もの凄い顔をしてそのシーンを楽しんでおられる。私が前に見た時は『なん、なんじゃ、こりゃあぁぁぁぁぁ』そのもののお顔だった。目はガンガンに開かれて、ギラギラ輝き、口はアングリ開いている。姿勢はスキーのジャンプ台でのスタンバイかの様に前のめり。たまに、そのシーンが終わるとそのままの体勢で今の良いよねぇというようにこちらを向いてくださるのだが、柏木さんのお顔のインパクトが強い。
何回も作っては、壊し、また地道に積み上げて行く作業だからなおの事なんだと勝手に思う。そしてまた舞台にいる役者も本番では一層輝きを増し、柏木さんをまたあのお顔にさせるのだろうとこれまた勝手に思う。
後、二週間を切ってしまっているが、本番までまだまだ作業が続く。
気づいたら、私も柏木さんの様なお顔になっていた。
只今13:46。

やす

Category : 柳泰葉
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11-22

本日は11時22時稽古でした。
今、帰宅し、ビールとジャッキーカルパス片手に放心してるとこ。

明るいうちから始めて夜まで稽古ししたこと、三日間くらいの時を過ごした様な、タイムスリップ感を頭が駆け巡ります。

地中、だんだん幹が完成してきた様子。後は寒い寒い時期ですが、緑々しい葉をつけていく、そんな段階です。

今まで目にしたことのない状況の役者の姿がポンポン観れる、なんとも奇怪だけど切実な印象の作品。皆潔い。

今から劇研でやるのが楽しみです。

明日は第二回通し。一回目からブラッシュアップや変更を繰り返した作品の中で、どう自分が『居る』ことができるか。挑戦です。

10分ジャンプもあと、10回か11回か12回。皆でランナーズハイです。

さぁ、あと500ml飲んで寝よう

まちゃ




Category : 松尾恵美
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今日は稽古ひとり

今日は稽古ひとり
だれもいない稽古場は、しーん、という音がする

途中からリョーヘイさんがきた
ふたり稽古

地中の稽古は、僕がそう思っているということだけれど、柏木さんから言葉があって、それ試して、言葉があって試して、さっきさっきの言葉は残って、さっきの言葉は取りやめて、新しい言葉を試して、それがぐぐぐーっと速度をもって何層にも重なって重なって、重なってぐんぐん進んでいく。ミルフィーユみたいです

だから稽古が休みの日は、ぱっと時間の感覚が変わる。

コジロー

Category : 辻井直幸
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稽古場アシンメトリー② ゆめ日記(10/11頃)

若い女性と道を歩いてます。
その道は大きな公園の一部のようだったが、途中から庭園の道になる
庭園はこじんまりした箱庭で 
道は胸の高さくらいの緑木の垣根で囲まれ続いてる
外側の道から中央に向かうにつれ、直線→左折→直線→左折‥が続く
段々畑みたいになっていて 最終地点の中央は4帖くらいのスペース
地下2.5階くらいの場所にさがってる

一角から庭が見渡せた
箱庭全体を俯瞰してみると
だいたい 左右対称 鏡像対称

若い見知らぬ女性の愚痴をその箱庭で延々きいてた

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -10/11くらい:カラー(暗曇) - -

以前、稽古場で
男性はシンメトリーを好み
女性はアシンメトリーを好むらしいと聞きました。

万華鏡にみる幾何学模様に清々するし
アシンメトリーな映像画面に脳がじーんとします

毎日通う稽古場は 毎日変わらず四角い。
曲がりくねったり ひき伸したり 
音とパーツで 対称 非対称 均衡と不調和 
崩れそうで崩れなさそうで崩れそう な断片がちらほら


そういえば

柏木さんのヘアーはシンメトリー
まちゃのヘアーはアシンメトリー



明日は雨がやんでほしいです。

                               /大沢めぐみ

Category : 大沢めぐみ
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